労働補償保険(労災保険)は、労働者災害補償保険法に基づき、業務災害及び通勤災害にあった労働者またはその遺族に、保険給付を支給する政府管掌の保険制度です。
一般に、雇用保険とあわせて労働保険と呼ばれます。
労働者災害補償保険は、労働者の資格如何に関わらず、全ての労働者(アルバイト、パートを含む)に適用されますが、例外として公務員、船員には適用されません。
労災保険の保険料率(労災保険率)は、事業の種類により0.45%〜11.8%に分けられています。労働災害の発生可能性の高い事業には高い保険料率が設定されています。保険料は、全額事業主が負担することになっています。