等級制度とは、従業員を7〜13程度の等級に区分し処遇の差をつける制度です。一般的に、職責(職務)や能力の差で階差をつけ、上位等級ほど賃金が高くなるようになっています。等級を職責(職務)で階差をつける制度を職務等級制度といい、その代表的な例が職階制度といいます。これに対して、能力で階差をつける制度を能力等級制度といい、その代表的な例が職能資格制度です。 等級制度において、上位等級に上がることを昇格(昇級)といい、例えば4級だった従業員が5級に上がるといったことです。また、役職が上がることを昇進といい、例えば課長だった従業員が部長になるといったことです。