金利の種類は、次の3種類に大別されます。
A 固定金利型
当初(申込時や契約時)の金利が最後まで適用されるもののことです。固定金利型のローンは、民間の金融機関が独立行政法人住宅金融支援機構の証券化支援事業を活用して行う「フラット35」が代表的な商品です。
B 変動金利型
市場金利の変動に伴い、変動するもののことです。借入金利は、短期プライムレート又は長期プライムレートに連動して変更されるものが多くなっています。銀行の変動型ローンの場合は、短期プライムレートに連動して、年2回(半年ごと)適用金利を見直し、5年ごとに返済額を変更するものが多く、実質変動金利でも返済額は5年間変わらないものが多くなっています。
C 固定金利選択型
変動金利型のローンでありながら、一定期間内は固定金利が適用されるもののことです。固定金利選択型には、変動金利優先型、固定金利型のみ選択自由型、選択自由型の3つがあります。借入時の選択との絡みに注意しましょう。