年をとったときに国民年金から支給される年金を、老齢基礎年金といいます。全国民が国民年金に加入しますので、要件さえ満たせば、全国民が老齢基礎年金をもらえます。
原則として65歳からもらい始め、生きている限りもらい続けることができます。
年金額は、40年間保険料を納付した場合792,100円となっています。なお、保険料の未納期間がある場合には、その期間に応じて減額されます。
年金は、支給事由が生じた月の翌月から支給され、支給事由が消滅した月まで支給されます。具体的には、2月に1回、偶数月(2、4、6、8、10、12月)に行われます。偶数月に支給されるのは、前2月分です。
また、老齢基礎年金は、原則として65歳から支給されますが、この本来の支給開始年齢前から支給を受ける繰上げ支給及び66歳以降70歳までの希望するときから受ける繰下げ支給の制度があります。